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小さな出版社とオルタナティブスペース



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みちくさの地図
路上における人類の非直線的な歩行運動を記述する方法
11 ways to lead to your Michikusa memories


Landschaft
では、フルまちミュージアム2023のプログラムの一環として、大阪を拠点に日本各地でリサーチをもとにしたアーカイブの可能性を作品化してきたAHA! [Archive for Human Activities / 人類の営みのためのアーカイブ] を招聘し、犬山での「地図」をキーワードとした作品制作を依頼しました。

犬山城、鵜飼、日本ライン、モンキーパーク、桃太郎神社をはじめ多数の観光スポットが点在する犬山にて、さまざまな遺失物の思い出を収集するスペース「忘れものセンター東古券出張所 Lost and Found in INUYAMA」をLandschaft内にて開室(計2日)。忘れもののエピソード、迷子の経験、放課後の道草コースなど、来場者の記憶の中の風景をたずねました。

その成果の一部をまとめたのが『みちくさの地図』です。


あなたのみちくさの思い出を教えてください

私たちはしばしば、本来の目的を忘れてあらぬ方向へ歩みを進める。既定のルートから離脱し、いくつもの分岐点を経由する。その先に待っているのは忘れがたき出会い、あるいは出口なしの袋小路……。本冊子の目的は、《みちくさ》と総称される路上における人類の非目的的で非直線的な歩行運動に着目し、その途上で目撃された風景の断片を記録化することである。

2023
1111日および128日、愛知県犬山市に所在する出版社兼オルタナティブスペースであるLandschaftにて、ワークショップ《忘れものセンター東古券出張所》が実施された。本冊子はその成果の一部を再構成したものである。進行役を務めた本冊子の編者は、計5時間のうちに会場を訪れた参加者の「みちくさの思い出」を聴き、また、その経路を地図にしてもらった。

地図制作のために用意したのは、画用紙と赤と黒の鉛筆のみ。机を挟んで編者と対面した参加者はまず、目的地への正規ルートを黒線で描く。そしてみずからの記憶だけを頼りに、みちくさの始点と終点を赤い線でつないでいく。正確性は求めない。スマートフォンも使わない。ここにあるのは11名のみちくさの案内図。彼らの想起の筆運をたどる時、あなたはどんな風景と出会うのだろう。

編者


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AHA[Archive for Human Activities / 人類の営みのためのアーカイブ]
松本篤さんが世話人をつとめ、2005年から始動したAHA! は、8ミリフィルム、写真、手紙といった、市井の人びとの「小さな記録」に潜む価値に着目したアーカイブ・プロジェクトを行なってきました。これまでに、記録集『はな子のいる風景 イメージを(ひっ)くりかえす』(武蔵野市立吉祥寺美術館、2017)、ウェブサイト『世田谷クロニクル1936-83』(生活工房、2019)などの企画・編集のほか、回想録『わたしは思い出す』(remo2023)を刊行。現在、岐阜県美濃加茂市伊深町にて、戦時中の慰問文集の再々発行をめざす『なぞるとずれる』を制作中。https://aha.ne.jp/

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書籍 みちくさの地図 路上における人類の非直線的な歩行運動を記述する方法
   
11 ways to lead to your Michikusa memories 

主催 犬山ふるまちミュージアム実行委員会
企画 Landschaft、みんなのアーカイブ
企画・編集 AHA! [Archive for Human Activities/人類の営みのためのアーカイブ]
発行 Landschaft  発行日:2024 2 29 日 第一刷 B520

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